Take’s diary

Macとマイコンに関すること--ワクワクの製作日記

Jetson TX1 + OF + TensorRT でディープラーニング segmentation編

ヤッチマッター と言っても私のせいではありません。この記事の下書きを書いていたら突然飛んでしまいました。この頃OSX良くないですね。私のiMacでは、Bluetoothとか外部HDとかサファリとかが周期的に調子が悪くなります。使ってる側からすれば、ここまで来…

Jetson TX1 + OF + TensorRT でディープラーニング

今回のお題の内容は、 TX1にインストールしたOpenframeworks(以後OF)で、以前チラッと紹介したTensorRTを実現させようという試みです。やっとディープラーニングに戻りました。 今回の最終画像。TX1+OF+TensorRTで認識した人物をリアルタイムで表示してい…

Jetson TX1+Openframeworks + ZED で人物認識しながら距離を測定する。

今回の表題は、 何が何だかわからないと思いますが、次の動画と写真を見て下さい。 左がZEDの左側のカメラから取り出した画面。右側がその画像の深度(グレースケールからカラーマップに変えてみた)。キーボードでHキーを打ち込むと、左下にHOG!!が表示され…

Jetson TX1 + Openframeworks + ofxkuzed で Zedステレオカメラの実験。

前回の記事で Jetson TX1にOpenframeworksを動かす環境ができました。どんどん面白い環境ができつつありますが、今回はZedステレオカメラを動かしてみます。この種のステレオカメラとしては、昨今話題になっているIntelのリアルセンスカメラが存在します。こ…

Jetson TX1 で Openframeworks 動いた。

諦めかけてたんですよね。 そもそもTX1のアーキテクチャであるaarch64では、現状Openframeworksのインストールが不可能です。x86-64版でもarm7l版でも......。CPUが違うのだからしょうがない。何回も挑戦しているんですけど全くダメでした。でも、arm7l版を…

Intel Joule はEdisonやPi3 との価格差を超えられるか?

Intel Jouleを色々試してみて 先月の段階で、Ubuntu developer potalよりUbuntuインストール方法が紹介されています。本体eMMCに自動的にインストールされるのですが、前回私の書いた記事より格段に簡単で、画面が安定している感じなので、今回紹介します。…

Juneちゃん その後。

やれIntel jouleやら、Nvidia TX1やら、ゲームパソコンやらちょしてる(仙台弁触ってるの意)事に限界を感じてきたので、今回は私のストーカー犬「ジュン」ちゃんの近況です。 ところでトイプーって毛が抜けないの知ってました?ほっておくと着古した毛糸の…

Jetson TX1 で py-faster-rcnn を使ってmjpeg 配信できたら幸せ!! そのほかモロモロ。

てな、馬鹿げた表題をつけたものの、本当にできるんでしょうか? 何に使うのかって?。外に持ち出すには最低7インチのディスプレイが必要です。配線や電源も考えなければいけません。これがケータイで代用できたらとっても便利。がさばるディスプレイの代わ…

Intel Joule にUbuntu14.04をインストールしてみた。

Intel JouleにUbuntuをインストールして普通に動かせたら。かなりワクワクしますよね。 ※11/24 かなり簡単にインンストールできるようになってます。現在執筆中!! ----->12/6 完了。下の記事参照。Ubuntu16.04、外付けSSDにも簡単にインストールできて、mr…

Jetson TX1 でUSB3.0につないだSSDからUbuntuをBootしてみる。

JETSON TX1の電源が壊れてから1.5ヶ月。 交換品が戻ってきました。 Jetson TX1本体はこんな感じ 分厚いアルミの放熱版でサンドイッチされてます。 ちょうどJetpackが2.3にアップデートされていたので、最新版をインストールしてみました。最初の感想は、画面…

Intel Joule でビックリしたこと。

ビックリしたこと1 金額がEdisonの4倍超になった!! 高〜〜〜〜〜い。 Mouser 価格!! ビックリしたこと2 見た目が重厚で所有満足度大。 Joule本体は安っぽさが微塵もありません。Edisonは本体がアルミ箔で覆われているような感じだったので、価格差分高…

ROBOX のDual Material Head キットがやっと来た。

思い起こすこと今年の1月半ば。 ROBOXの2色ヘッドをイギリスに注文したのは。それがやっと9月22日に到着しました。あー長かった ちょうど8ヶ月かかりました。 一見交換が簡単そうだが実は.....。 ちょっとノズルが汚れているノーマルヘッドとピカピカのDu…

ゲーミングパソコンでDigits 実行環境の整備

以前私のiMac にCaffeをインストールしています。スピードは練習用としてはそこそこだったのですが、すぐにGPUメモリーが不足してしまい、サンプルプログラムさえ工夫をしなければ、まともに動かないことが発覚していました。 ディープラーニング勉強中の身…

Pi zero はどれだけ使えるか?

PimoroniからPi zeroを取り寄せたので 今回はOSがインストールできていることを前提として、Pi zeroがいったいどのくらいの実力があるか探って見ました。使ったセンサーは,WebCameraと以前WROOM-02の記事を書いた時に取り上げたFLIR Lepton赤外線カメラです…

NVIDIA Jetson TX1 のOSをバージョンアップしたら実行すること

変なソフトをインストールして、 OSが起動しなくなり、OS再インストールついでに、今回はインストール手順を再確認してみました。今までは結構勘違いがあったので、見つけ出しては前のブログを更新していたのですが、あまりにもめんどくさいのと今後の自分の…

JETSON TX1 だけじゃなく Mac OSX10.11.5 にも高速 Caffe をインストールする。

当然cuDNNをONにして 前回までTX1にGPUを使い、最大限スピードアップさせたCaffeをインストールしました。ただしTX1に積んでいるGPUは最新のものより見劣りします。本来TX1は、時間のかかる学習は、最新のGPUを持つPCで行い、学習済みデータをTX1で使うとい…

NVIDIA JETSON TX1 を最小構成で動かしてみる。

そもそもTX1自体はかなり小さなボード なので、本来の機動性を生かすため、接続ボードを探して購入してみました。必要最小限のコネクタ、GPIO、i2c、UARTを持ったボード CTI Orbitty Carrier for Jetson TX1 です。定価は、約170$ !!、さらに送料手数料が約1…

NVIDIA JETSON TX1 に Torch7をインストールしてみる。

前回に引き続き今度は JETPAK UBUNTU(64bit)をインストールしたJETSON TX1にTorch7をインストールしてみました。 今回は早稲田大学の研究グループが開発したsiggraph2016_colorizationという学習済みモデルを実行してみます。白黒写真をデープラーニングでカ…

NVIDIA JETSON TX1 を動かしてみた!!

前回の記事から約2ヶ月 その間にJETSON-TX1と言う、一昔前のGPU付きのパソコンが、PI並みに小型化されたすんごいボードを手に入れました。 ディープラーニング環境構築までかなり手間取ったのですが、一応入り口までたどり着いたので、記事にすることにしま…

Openframeworks で Pi3 7" タッチスクリーン LCD のタッチ機能を有効にする。

今回のテスト画面は 標準のGUI addonを使ったソースに変更した前回のD6Tプログラムを実行させてみるとこんな感じ。 OF標準のofxGuiを使ってスライダーをタッチスクリーン用に作って見ました。反応もまずまず。OF標準GUIを大きく設定すると、タッチスクリーン…

ROBOX で T-GRASE フィラメントを試してみる。

T-GRASE フィラメントって聞いたことありますか? 最終的に成功した造形物。結構魅力的。 ガラスのような光沢で透明感のあるフィラメントです。PETボトルの再生フィラメントの一種だそうです。このフィラメントを手に入れたので早々試してみます。 設定温度…

Pi3 で mraa を使う(OfとPythonでD6Tを動かす)

mraaって Edison用のIO制御ライブラリだと思ってたのですが、Piにインストールできることが分かりました。これを導入するとPythonからすごく簡単にIO制御できます。1回のインストールでC,C++でも使えます。Openframeworksからも使えたのでついでに紹介。今…

Pi3にインストールしたOpenframeworksが入力ディバイスを認識できない

結局認識できた!! 前回Pi3にBlueToothキーボードとマウスをつないだことを書きました。マウスはなんとか我慢できますが、キーボードの接続がちょっとイマイチ。チャタリングがひどい。 やはり電波の干渉と電源が原因なのでしょうか。まだ電源を2.5Aにして…

Pi3 が入る SHARPのIGZOディスプレイ ケースを作る

Pi3が手に入ったので、 iGZO高精細ディスプレイスタンドも兼ねたケースを、ROBOXで作って見ました。 前に他の方が作ったiGZOディスプレイケースのモデルデータをそのまま印刷して、爪のプリントに苦労したことを書きましたが、私の使用用途では華奢過ぎるの…

Edison や Pi2 や Arduino と全く違うこと!!

ワンちゃんの紹介 今日はTAKEsanが飼っているワンちゃんの紹介です。今年の3月末で3歳になるティーカッププードルのjuneです。私の家には6月に来たのでjune=ジュンにしました。 何を隠そう....昔好きだったジャズシンガー「ジューン・クリスティー」(知…

CEL ROBOX その後(その3)

ROBOXを購入してから5か月 自分でモデルを作ってみることにしました。理由はESP-WROOM-02で作ったサーモグラフィーが気に入っていたから。 takesan.hatenablog.com こんな趣味を持っている人間にとって、思い通りのインサートカバーが作れたらすごい幸せです…

Intel Edisonを遠隔操作 「Edisonがボール認識!!」 (Rapiro用Edisonキャリアボード+SimpleCV+flask)

ESP-WROOM-02の記事が続いたので、今日はまたEdisonに戻って、ESPには到底できないようなことを実行してみました。今回はWebでEdisonを操作したり、ボール認識させた動画を配信させたりしてみます。 左は白い円を認識している。右はOMURON非接触赤外線センサ…

ESP-WROOM-02 開発ボード (ESP8266) と iPhone が OSCで双方向通信できた!!

この前までは、 ESP-WROOM-02(以下ESP)からiPhoneへの1方向だけの通信だけでした。今回は双方向通信を実現してみます。 今回の動画です。テザリングでiPhoneのスイッチを押すとESPのLEDとLEPTONのシャッターが動く。 これを使えば、大概のことが実現可能…

スイッチサイエンスの ESP-WROOM-02 開発ボードで、FLIR LEPTON 赤外線カメラを動かしてみる(その2)

前回、 MacとESP-WROOM-02+FLIR LEPTONの動作内容の説明をしました。本来の使い方はiPhoneだと思うので、iPhoneのプログラムを紹介します。前回の最後に紹介した本来のデータを補間して解像度を上げたものです。 画面のタッチでColor Mapを変更できるように…

スイッチサイエンスの ESP-WROOM-02 開発ボードで、FLIR LEPTON 赤外線カメラを動かしてみる(その1)

今回は, こんなのを作ってみました。 こんな風につないで(電源はeneloop電池) Macで画像表示させると(赤外線カメラ->ESP-WROOM-02->WiFi(OSC)->Mac(Openframeworksアプリ)) 前回の記事でちょっと紹介しましたが、赤外線カメラ(FLIR LEPTON 80X60 ドット…