Pi3が手に入ったので、
iGZO高精細ディスプレイスタンドも兼ねたケースを、ROBOXで作って見ました。
前に他の方が作ったiGZOディスプレイケースのモデルデータをそのまま印刷して、爪のプリントに苦労したことを書きましたが、私の使用用途では華奢過ぎるので、もっとがっちり自立するものを目標に、独自のモデルを作ってみました。
ディスプレイをケースの中に押し込みます
ディスプレイ基盤を取り付け、Pi3は別部品に取り付けて、本体の台形レールにはめ込むと、Pi3とディスプレイが合体。ガタつきはほとんど無し。
専用の架台に載せたのがこれ。
3Dキャドソフト(Fusion360)も、各々のコマンドは少し練習するとさわりだけは理解できるのですが、自分の考える物を正確に作ろうとすると、途端に分からなくなってしまいます。でもパズルを解くようなもので結構頭を使うところが面白い。
今回使ったフィラメントは、ROBOX用のWoody Beech。出来上がりが升酒の升のような感じになります。層の段差が木目のように見えるので、全体的な印象はクラフト調でいい感じ。
木の質感を出すには、各断面にある程度厚さが必要で、さらに全体的なボリュームを出すことにこだわったので、Nomalの出力時間は、本体約10時間、Pi3取り付け部分の部品出力が約4.5時間!!
両方の部品とも気合いの2回目出力で、気に入る物ができました。
このフィラメントの欠点は、表面がザラザラしているので、プリントの途中リールの中で絡みついてしまい、プリントが中断してしまう場合があることです。普通ならやり直せばいいのですが、何せ今回のモデルは、出力時間が長い。案の定9時間目ぐらいで中断してしまいました。今回かなり便利だと思ったのは、このプリンタはフィラメントの送り出しができなくなると、中断してくれる上にフィラメントの絡みつきを直してから継続プリントができるんです。この機能のおかげですごく助かりました。
データはここです↓
IGZO-Stand.stl IGZO-Pi.stl IGZO.stl
参考にしてみてください。
Pi3のケースは、PIMORONIで手に入れました。このケースごと収められます。
裸のPi3でもちょっと上げ底をしてやればOK。
Pi3を一応試してみました。
ブラウザの表示スピードが少し早くなりました。Pi2だとYahooの広告表示がかなり遅かったのですが、Pi3では気にならなくなりました。これでやっとブラウザが使えるようになった感じです。
BlueToothマウス、キーボードはとりあえず使えます。キーボードが認識しなかったのでこの方の
倉庫のブログ: Raspberry Piに挑戦-Bluetoothキーボードの接続ブログを参考にしました。
ただ、BlueToothマウスを使って、負荷の多いブラウザの表示を行うと、Pi3がハングしてしまいます。USBマウスだと問題ないので、電源の問題か?BlueToothキーボードもちょっとイマイチです。もう少し待つ必要がありそう。
Openframeworksは、ARM6のものでコンパイル&実行可能。サンプルで幾つか動かないものがありましたが、私のよく使うグラフィックスやOSC通信、USBカメラ認識は問題ありませんでした。ただ、BlueToothマウス、キーボードともOpenframeworksの実行環境では認識しません(USBはOK)。スピードはいくらか早くなったかなレベル。IGZOディスプレイは30フレーム/秒が限度なので、この部分が足かせになっています。あとは、Openframeworks現行ARM6のバージョンアップに期待です。
Pi3は現状全体的に少しのスピードアップですが、結構快適です。
今は
ブレッドボードをつなげてPIとして使ったり、Macの2ndディスプレイとして使ったりしてます。Macにつないだ時は1024x640にすると言うことなし。もう手放せません。